どうも。札幌のwebライター、たくろーです。
「ワンダーランドサッポロって何?なんかいろいろできるみたいだけど……」
と思ってるそこのお兄さん、お姉さん。
今回は札幌市の西区にあるワンダーランドサッポロにお邪魔して「スノーモービル」と「冬のデイキャンプ」を体験してきましたので、その様子をご紹介します。
手ぶら&普段着で行けて、札幌中心地から車で25分。さらに無料シャトルバスがあるから車すらなくてもOKという遊び場。
本当に「なんで今まで知らなかったんだ……」と後悔したくらい楽しい施設でしたので、その魅力を写真と共にお伝えしていきたいと思います。
ワンダーランドサッポロならスノーモービルもキャンプも楽しめる

ワンダーランドサッポロとは、札幌の西区にある大人も子供も楽しめる遊び場。
夏はサバゲー、釣り、キャンプ、バギー体験を。冬になれば冬キャンプ、スノーモービル、バナナボートなどのアクティビティを通して、北海道の自然を丸ごと楽しめる施設です。

今回はなんとワンダーランドサッポロさんの方から
「ちょっと、うちで遊んで行かない?」
と誘って頂いたので、最近全然キャンプにもバーベキューにも行かずに引きこもってブログばっかり書いてたこともあり、ぜひにと妻と二人でお邪魔しました。
とはいえ僕は基本的にはコテージ泊が好きな「にわかキャンパー」ですので、本気の冬キャンプには恐れをなして日中のデイキャンプ体験を。
まずは今回体験してきて感じた「ワンダーランドサッポロの楽しかったところ」をまとめてお伝えします。
スノーモービルがめっちゃ楽しい。やばい

まずはスノーモービルですね。いくら札幌といえどもスノーモービルを体験できる施設はほとんどありませんので、かなり貴重。
で、これがめっちゃ楽しい。
タイヤじゃなくてスキー板みたいなものが付いてるマシンなので「自分で操ってる感」がすごいですし、エンジンのついた乗り物を運転して雪山を駆け抜ける機会なんて他にありません。特にバイクの好きな方だったりしたら、冬でも乗れるスノーモービルはめっちゃ嬉しいんじゃないでしょうか。
というかスノーモービルで雪山を駆け抜けるなんて、普通だったらスキーでケガして救助されるときくらいしかできませんよね(偏見)
それがワンダーランドサッポロなら、なんと手ぶらで行って楽しめますと。

ちなみに運転方法は最初にインストラクターの方が教えてくれるので、ペーパードライバーの僕でも運動神経0の妻でも運転できましたし、車やバイクの免許もなくて大丈夫です。

コースも4つあって難易度別でわかれているので安心。さらに場内にはなんと100台ものスノーモービルが用意されていますので、団体でも全然OKとのことでした。
スノーモービルはめちゃくちゃ楽しかったのでおすすめです。詳しい料金プランなどは公式サイトにてどうぞ。
冬のデイキャンプ的にバーベキュー&焚き火を楽しめた

スノーモービル体験とセットでバーベキューも楽しめるプランがあるんですが、これがまた最高でした。
そもそも札幌では冬にバーベキューができる施設自体めっちゃ少ないですし、そのうえ焚き火ができるところとなるとほとんどありません。
しかし、それらを何も用意せずに行って楽しめるのがワンダーランドサッポロ。

肉を調達したり調理したりしなくて良いので、面倒がなくて良いですね。
もちろん生粋のキャンパーの方だと「ちょっと面倒なのが楽しいんだ」という方もいると思いますが、そもそも北海道の真冬に外で調理したら手が凍えてやばいですし、水の問題もあります。
その辺りの手間なくバーベキューを楽しめるのは本当に最高。冬に外で食べるバーベキューは格別ですので、ぜひ味わってほしいですね。もちろん焚き火も。
ちなみに奥に積んである薪は販売されてるものですので、キャンパーも薪を買って焚き火できますよ。
お子様もバナナボートとか雪そりで楽しめる

ちなみにスノーモービルは大人用のアクティビティなんですが、もちろんお子様が遊べるものも用意されていました。上の写真のバナナボートも少しだけ体験させてもらいましたが、遠心力で左右にめっちゃ振ってくれて楽しかったです。
ちなみにこれは座って乗るタイプですが、バナナみたいな形のにしがみつくタイプもあるので、体力によって遊び方を選べる感じですね。
あと、ソリとか雪合戦とかで遊べる用意もしてありました。

家族連れとか、団体で遊びに来たときも子供が退屈しなくて済むので安心です。
詳しいプランは公式サイトにいろいろと載っていますのでチェックしてみて下さい。
もちろんテントを張って冬キャンプもできるし、焚き火もOK
僕は軟弱キャンパーなのでテントは張りませんでしたが、冬キャンプもOKです。デイユースも泊まりもOK。
冬のテント泊は本格的な機材がないとけっこう厳しいですが、そもそも札幌市内だと開いてる施設が少ないので貴重ですね。
実際のキャンプの様子は下記の動画がとてもわかりやすかったので、もしテント泊を考えている方はチェックしてみて下さい。(真冬はもっと雪積もってます)
ワンダーランドサッポロでスノーモービルを体験してみた

それでは、ワンダーランドサッポロで実際にスノーモービルを体験した様子を詳しくお伝えしていきます。
そもそも「スノーモービルって何?」って話からですが、、、

上の写真の乗り物のことですね。雪道を走る為のバイクのような乗り物なのですが、公道でもありませんので免許無しでOK。
実際に動いてる様子は、動画がありましたのでこちらをどうぞ。
これに乗って冬の雪山をさっそうと走っていくってわけです。
想像しただけで楽しいですよね。
手ぶらでOK。ウェアは全部貸してくれる

僕も妻も完全に雪山を舐めて普段着で行ったのですが、全身のスノーウェアをレンタルしてくれるので助かりました。全然いつもの服でOKです。
ジャケット、パンツ、ブーツ、ヘルメット、手袋の5点セットですね。服の上から着れるものなので、着替えもめんどくさくはありません。

ちなみにヘルメットと手袋は直接つけなくて良いように、シャワーキャップとかビニール手袋を用意してくれていました。
この配慮はありがたい。

潔癖な人でも、ご時世的にちょっといろいろ心配な人でも安心ですね。
まずはレクチャーを受けて、いざ発車
それではさっそく適当に出発……とはならずに、まずはインストラクターの方が乗り方を教えてくれますし、実際に走るときもコースを先導してくれます。安心して下さい。
ちなみに今回教えてくれたインストラクターは中本さん。

めちゃくちゃわかりやすく優しく教えてくれましたし、なにより良かったのがベテランの安心感。
プライベートでは雪山ものぼる登山家だとお聞きしましたが、「なるほどな」と思うようなオーラが漂ってます。もしも遭難してもなんとかしてくれそうな安心感すら感じました。
ちなみにスノーモービルの運転で使うのは、ハンドルとアクセルとブレーキだけ。

右手がアクセル、左手がブレーキ。で、バイクとか車とまったく違うのはハンドルの重さです。スキー板を履いているような作りになっているので、ハンドルを切るときにけっこうな腕力がいりました。
ちなみに普段それなりに筋トレをしている僕でも、特に握力が疲れました。スノーモービルの後のバーベキューでは箸を持つ手が常にプルプルしていましたので、運動不足解消にも最高の乗り物ですね。

ダイナミックコースだと山の上まで登るよ

今回は「ダイナミックコース」というプランで体験させていただき、こんな山の上まで登ってきました。
(ちなみに走ってるときは写真撮ったりする余裕はありませんので、その点お気を付けください。)
時計を見てる余裕とかは無かったのですが、片道30分くらいでしょうか。

インストラクターの方が先頭になって一列で進むので「置いて行かれてヤバい」とかそんなことにはなりません。ハンドルが切れずに動けなくなったら助けてもらえますし、安心ですね。(ちなみにうちの奥さんは2,3回助けてもらっていました)
こんな風にスノーモービルを体験できるコースは4種類ありまして「ダイナミックコース」「エキサイティングコース」「スペシャルコース」「ツアーコース」と所要時間や難易度ごとに分かれています。

今回は上記のマップの左下のあたりの部分を走る「ダイナミックコース」でした。
ちなみに予約フォームでプランを細かく選べるようになっていましたが、「どれを予約すればいいかわかんない」みたいな状況なら問い合わせしてみるのが早いかもしれませんね。
メールでも電話でも問い合わせできますし、かなり柔軟に対応してくれますよ。
めっちゃ腕力つかって腕パンパンになるけど楽しい
というわけで、スノーモービルは「ハンドル重くて腕パンパンになるけどめっちゃ楽しい」乗り物でした。
もし北海道の田舎に引っ越すことがあれば1台欲しいですね。
(最後にお聞きしたところ「1台50万円くらい」と教えていただきましたが、バイクと同じくらいだと考えると買えそうですね。いや、高いんですけど)

というわけで、ぜひ一度乗って体験してみて下さい。めっちゃおもしろいですよ。
冬キャンプ弱者の僕にぴったりなデイキャンプを体験させてもらった

で、スノーモービルの次はバーベキューと焚き火を楽しませてもらいました。テントとかは張りませんでしたが、まあデイキャンプといっても良い遊び方ですよね。
もしテントも張って本格的にキャンプの雰囲気を味わいたい方は「冬のデイキャンプ体験」とかのプランもありますので、そのあたりも公式サイトからどうぞ。
ちなみに僕は冬キャンプはコテージ泊しかしませんので、雪のふっている完全な屋外で調理するとか水を使うなんてことができる自信はまったくありません。
というわけで、今回楽しませてもらったのは材料も火もすべて用意されてバーベキューを楽しめるプランです。火起こしが苦手なお父さんも、これなら威厳を損なうことはありません。
「スノーモービル+バーベキュー」のプラン、最高ですね。あんまりキャンプをしたことのない家族とかカップルは、ぜひこれで楽しんでみて下さい。
会場はいくつもあって、吹雪いても安心

今回は新しくできたという施設でバーベキューをさせて頂いたのですが、木の囲い+ブルーシートで保護された小屋で、半分屋外なのに吹雪も気にせずバーベキューと焚き火を楽しめるという最高の空間でした。

バーベキューをし始めた頃から外がめちゃくちゃ吹雪いてきたんですが、焚き火もあいまって全然寒く無かったです。ブルーシートすごい。
あとは人数の問題とか天候の問題とかいろいろあった場合も、センターハウスでバーベキューができるようになっていましたので安心ですね。

あとは「かまくらバーベキュー」なるものもできます。これがすごいですよね。

今回はかまくらバーベキューの写真は撮ってませんので、公式サイトから拝借。
旅行で札幌市内のホテルに泊まったときにシャトルバスで遊びにきて雪のなかでジンギスカンとか、そのコースめっちゃよくないですか?
旅行のときの遊びにもおすすめですね。
ジンギスカンが苦手?いや、この肉はいける

で、バーベキューはジンギスカンと鶏肉とパンを頂きました。
実は僕、普段はジンギスカンをそれほど好んでは食べないのですが、この肉はめっちゃ美味しかったんですよね。
ジンギスカンの肉には2種類あるんですが、今回頂いたのは漬け込んであるタイプでした。
サッポロビール園とか松尾ジンギスカンとかそういうお店で出るのは漬け込んでないタイプなんですが、もしそういうところで「ちょっとクセあってキツいな」と思った人でも美味しく頂けるはずです。(個人の感想ですが)

とても美味かった。
肉の種類もオプションでいろいろ付けたりなんだかんだできるみたいですので、ぜひ公式サイトから問い合わせてみて下さい。
アヒージョもすごい美味しい。今回はカキをいれてもらった

あと今回は、バーベキューと共にアヒージョまで作ってもらいました。
至れり尽くせりかよ。
ワンダーランドサッポロさんありがとう。
キャンプするときに自分で全部用意するとなると、アヒージョって油の処理とかめっちゃ大変じゃないですか。
でもワンダーランドサッポロなら自然のなかで食べられて、油の後始末の心配もない。これはすごいことです。
具材はそのときによっても変わると思いますが、今回はなんと「カキ」まで。

カキは煮詰めすぎると小さくなっちゃうので、食べる直前にいれて火を通した方が良いと社長さんが教えてくれました。(社長めっちゃフランク)
あと、アヒージョといえばこれですね。

これです。ちょっと炙ったパンを、アヒージョに付けて頂く。
しかも自然の中で。
こんな贅沢なことあります?
ちなみにアヒージョは材料の用意も必要なので「だいたい3日前くらいまでに予約・相談すればなんとかできる」とのことでした。
バーベキューを予約するときは、ぜひこのアヒージョも頼んでみて下さい。キャンプのときにアヒージョだけ付けるとかも要相談みたいです。
諸々くわしくは公式サイトからどうぞ。メールフォームか電話で相談したら早いと思いますよ。
ワンダーランドサッポロのその他おすすめポイント

というわけでスノーモービルとバーベキューの様子については詳しくお伝えしてきましたが、ここからはその他に「これいいじゃん」と思ったものをダイジェストでご紹介していきたいと思います。
センターハウスの天井にクマが張り付いてる

これヤバくないですか?
センターハウスの天井にクマの毛皮(剥製?)が張り付いています。なかなか見ごたえあり。
あと、また別の小屋にも張り付いていました。

これは見どころですね。
多目的なオシャレな小屋がある

休憩場所とか、セミナー会場とか、あとは将来的にはもしかしたら宿泊用とかに使えるようになるかもしれないという小屋があります。
いろいろと使い道を検討中だとか。

こんな風にキッチンスペースもあったり、

こんな檜風呂も2021年春ごろにオープン予定のようです。めっちゃいいですね。
興味ある方はぜひ聞いてみて下さいね。
無料送迎バスがあるから、車がなくても行けて最高
個人的にとても嬉しいのが無料送迎バスですね。
ばんけいスキー場との提携シャトルバスが札幌市内から出ていますので、つまりバーベキューのときに全員ビールが飲めます。
一応時間とかルートをお伝えしておくと、
【行きのバス】
JRタワーホテル日航9:00-センチュリーロイヤルホテル9:15-札幌グランドホテル9:25-札幌東急REIホテル9:35-札幌エクセルホテル東急9:45-札幌プリンスホテル10:00-ばんけいスキー場10:30-ワンダーランドサッポロ10:45着
【帰りのバス】
①ワンダーランドサッポロ13:00-ばんけいスキー場13:15-大倉山シャンツェ13:30-
円山動物園13:40-円山公園駅13:45-JRタワーホテル日航札幌14:05-センチュリーロイヤルホテル14:20-札幌グランドホテル14:30-札幌東急REIホテル14:40-札幌エクセルホテル東急14:50-札幌プリンスホテル15:05
②ワンダーランドサッポロ16:15-ばんけいスキー場16:30-円山公園駅16:45-JRタワーホテル日航札幌17:05-センチュリーロイヤルホテル17:20-札幌グランドホテル17:25-札幌東急REIホテル17:35-札幌エクセルホテル東急17:45-札幌プリンスホテル18:00
こんな感じです。
僕は今回「札幌プリンスホテル」から乗ったんですが、ホテルのロビーで待ってたら呼びに来てくれるスタイルで驚きました。そんな感じなんですね。
とはいえあくまで2021年1月時点の情報ですので、最新情報は公式サイトでチェックして下さいね。
スタッフみんな、とってもいい人だった

何より、スタッフ皆さんとても良い人でした。
やっぱりこういうアクティビティ施設って「どんな人がいるんだろう」とか「あんまりこういうの行ったことないから怖いな」とか思うじゃないですか。
例えば山賊みたいなよくわからない人にぶっきらぼうに対応されたりしたら、もうその時点で帰りたくなりますよね。(よくわからない市営キャンプ場とかにありがちなやつね)
でも安心。ワンダーランドサッポロはスタッフみんなめっちゃ良い人です。
ぜひ遊びにいってみて下さい。
ワンダーランドサッポロ、おすすめです

というわけで、ワンダーランドサッポロは最高に楽しい施設でした。
- 冬キャンプできる
- スノーモービル楽しい
- 手ぶらバーベキューめっちゃいい
- 新しい試みがいろいろ始まる予定
夏はぜひ泊まりで行きたいと思います。
これからもどんどん新しいプランやアクティビティが増えていく予定とのことでしたので、ぜひ公式サイトからチェックしてみて下さいね。
施設名 | ワンダーランドサッポロ 【別称】 夏季:リゾートサッポロ 冬季:スノーモビルランドサッポロ |
所在地 | 〒063-0012 北海道札幌市西区福井478番地(map) |
問い合わせ | TEL.011-661-5355 FAX.011-666-0877 |
公式サイト | https://www.wonderlandsapporo.com/ |