どうも、たくろーです。

この度kindle書籍ではありますが、本を出すことにしました。

タイトル『Webライターが書いてはいけない文章28選』です。

「良いWebライターが増えれば、もっと仕事が楽になるなぁ」というモチベーションで執筆しました。

駆け出しWebライター、初心者Webライターが、編集者から嫌われない文章を書くためのバイブルになっております。

おかげさまで、いろんなカテゴリでランキングNo1を獲得いたしました。

どちらにせよkindle unlimitedの読み放題対象にもなっていますので、ぜひパラパラっと読んでみて下さい。

『Webライターが書いてはいけない文章28選』のコンセプト

この本は「編集者から嫌われないWebライターになるためのマニュアル」を目指して執筆しました。

良い文章を書く方法というよりも「編集コストの高い文章」を避けるための情報がまとまっています。

編集コストが高い文章とは、つまり編集者が「めんどくせえなあ」と感じる文章です。

そんな文章を書いていると、少しずつ担当編集から嫌がられて、継続依頼が来なくなってしまうかもしれません。それは避けたいところですよね。

とはいえ正直なところ、良い文章を書こうと思うと結構大変です。担当編集によって感じ方が変わりますし、青天井ですから。

一方で「悪い文章」や「嫌いな文章」には、割と共通している部分があります。

まずはそこをクリアにして、編集コストの高い文章を徹底的に避けていくことで「担当編集から好かれるライターを目指そう」というコンセプトで執筆しました。

なんというか「これ全部守ってくれるライターがいたら、ぜひ一緒に働かせて下さい。お願いします」という感じです。

もちろん文章以外にSEOの知識とか、その執筆ジャンルの知識とか、色々必要なものはあります。

しかしWebライターとしてこの先働いていく方にとっては、かなり有益な本にまとまったと自負しています。

本を書こうと思ったワケ

じゃあなんでこんな本を書こうと思ったのか。

僕は普段、IT企業でWebメディアの編集長として働いています。いろんなライターさんと関わって、いろんな文章を見てきました。

マニュアルも作るし、表記ルールも決めるし「こうしてね」「こうやって書いてね」と、都度みんなにフィードバックしています。

ただ僕も日々知識をアップデートしていますから、1週間前に作ったマニュアルをさっそく修正したくなるようなこともあります。

じゃあそれをライターや編集者に周知しようと思ったら、もう大変。

「もうなんか、こう、いい感じに書いてくれよ!」と思っても、そんなこと伝わりません。それで伝わったら世の中から戦争は無くなっています。

そんな日々を過ごす中、

これ、書いちゃダメなことまとめた方が早くね?

と思ったのがきっかけです。

「こうやってね」じゃなくて「これはやめてね」を決めた方が、最終的には良くなる気がしました。

もちろん表記ルールや最低限の書き方はメディアで決めていますが「こんな文章は書かないでね」を、そのメディアごとに細かく決めるのは結構難しい。

なんかもう、会社がどうとかじゃなくて、ライターの文化として「これはやめた方がいいよね」を広めたい。

よし、本だな。

こうです。

そうやって生まれたのが『Webライターが書いてはいけない文章28選』です。

長く本棚に入れてほしい。だから限定プレゼントもメルマガ誘導もない。

あまりお金がどうという目的で書いた本ではありませんので、特に「買ってくれたらおまけあげる!」とか「メルマガ登録してくれたらこんなプレゼントが!」とかもありません。

逆にすみません。

なんとなくkindleの片隅に置いておいてもらって、気づいたときにパラパラっとめくってもらえるような本になればいいなと思っています。

「編集者からこんなこと言われたんだけど、これってなんでダメなんだっけ?」と調べる用途で使ってもらえるのも良いかもしれません。

とにかく「ライターさん、みんなこれ守ってくれよ!頼むよ!」を入れ込んだ本になっておりますので、参考にしていただけると幸いです。

では、またどこかの執筆現場でお会いしたときは、ぜひとも宜しくお願いします。

PS. Amazonレビューを書いていただけると死ぬほど喜びます。

よろしければぜひ、一言書いてやって下さい。