「藻南公園でバーベキューってどんな感じ?」「レンタル品とかある?」
こんな疑問にお答えします。
藻南公園は、意外と少ない札幌のバーベキュースポットの一つ。バスでも行けるので、車がない方にもオススメ。
最寄りのバス停から10分ほど歩けばスーパーもあるので、機材さえ持って行けば食材は現地調達もできます。
そんなお手軽バーベキュースポットをご紹介します。
札幌藻南公園とは
藻南公園とは、豊平川沿いの公園。
ハイキングロードや子供用の遊具コーナー、野球場など様々な施設が併設されており、一角にある「炊事広場」でバーベキューが可能。
札幌駅からバスで30分程度。
冬季は閉鎖されるため、時期はご確認ください。目安として、毎年11月に閉鎖、4月に開放といった流れです。
札幌のバーベキュースポットの中では比較的アクセスも良く、炊事広場の利用も無料の札幌南区の自然公園です。
札幌藻南公園へのアクセス
公共交通機関で行く場合、札幌駅からバスで30分程度。
札幌バスターミナルからじょうてつ「快速7」乗車→バス停「藻南公園」下車
車で行く場合も同様の時間。駐車場ありです。
施設名 | 藻南公園 |
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住所 | 南区川沿9~11条1丁目 真駒内真駒内柏丘7・8・12丁目 |
営業時間 | 炊事広場9:00-17:00 |
駐車場 | あり6:00-20:30(夜間閉鎖) |
藻南公園は近くにスーパーもある
藻南公園の最寄りのバス停から徒歩5分~10分程度の場所にコープがあります。
車の方はもちろん、バスで行く方も買い出し可能な立地です。
持ち込み機材やゴミのルール
藻南公園では、ゴミは100%持ち帰り、直火や焚き火は禁止です。
管理事務所では炭や網が安価で販売されており、バーベキュー台のレンタルもあります。
バーベキュー台レンタル | 880円(網つき) |
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割り箸 | 1袋150円 |
紙皿 | 1袋150円 |
紙コップ | 1袋150円 |
網 | 1枚150円 |
使い捨てアルミプレート | 1枚200円 |
木炭(3kg) | 1箱500円 |
チャッカマン | 1個150円 |
軍手 | 1個50円 |
カッパ | 1着200円 |
こだわりの無い方は、肉さえあれば手ぶらでOKです。
が、よく見ると炭を取り扱うための「トング」がラインナップにありません。
基本的にはバーベキューセットを一通り用意していき、「あー…あれ忘れたわ…」といったよくあるケースへの緊急対応といった認識の方が良いかと思います。
僕はいつも小さい焚火台やバーナー等を持ち込み
コンパクトなバーベキューを楽しんでいます。
炊事広場と河原が隣接しており、河原でバーベキューしている家族もいました。(あれはOKなのか…?)今回は炊事広場を利用しました。
ちなみに私が使っている焚き火台兼バーベキュー台はこちら
コンパクトでなかなか良いです。
札幌藻南公園の風景
藻南公園といえば、上の写真の「おいらん淵」という名の切り立った崖。
炊事広場と隣接している河原の対岸の崖なのですが、少し悲しい昔話が伝わっています。
文化百選
藻南公園公式サイトより
石山軟石採掘場跡
伝説<おいらん淵>:明治時代、ススキノはすすきの遊郭として繁栄をほしいままにしていました。
華やかで輝かしい表舞台とは裏腹にそこで働くおいらんにはさまざまな悲しいドラマもありました。
明治末、自分の行く末を嘆き悲しんだおいらんが、現在の藻南公園のがけから身を投げたという伝説があり、おいらん淵と呼ばれています。
http://www.mit-ueki.com/monami_shisetu.html
「えっこわ…」と思いますが、全然そのような雰囲気ではありません。
釣りをしている方がいたり、家族で遊んでいたり、非常にのどかなスポットでした。
崖はでっかいです。
無料で利用できますので、札幌で徒歩バーベキューをご検討の方はぜひ行ってみて下さい。
また、藻南公園からもう少し南にいった定山渓には、「定山渓自然の村」といった素晴らしいキャンプ場もあります。
デイキャンプ&バーベキューも可能ですので、そちらの利用も検討してみてください。
<関連記事>定山渓のキャンプ場はこちら
定山渓自然の村は焚き火&冬キャンプOK。札幌最高のキャンプ場です。