どうも、たくろーです。
今回は「北海道・札幌の車なし生活の実態」というテーマでお話します。
我が家は関西から札幌に移住してきて2年半ほど経ちますが、ずっと車なし生活です。
妻の実家に車があるので、一緒に遊びにいくときは乗せてもらったりしますが、基本的には車なしで生活しています。
一言で言えば「不便は不便だけど、なんとかなるし全然楽しい」というところですね。
ここで一度、北海道の札幌で車なし生活を送っていて不便なところや、意外と問題のないところ、ぶっちゃけ旅行とかいけるの?というあたりの実態を解説したいと思います。
札幌への移住とか、旅行計画の参考にしてみて下さい。
ちなみに移住してきた感想みたいなところは下記の記事にもまとめています。
北海道の札幌で「車なし生活」を送る我が家の暮らしとは
まず僕たちは札幌市内の中心地に夫婦二人で住み、車なし生活を送っています。
札幌市内は割と交通網が発達していて、地下鉄が3本、JRが1本に加えて市バスとか市電とかも走っています。
北海道は車社会とは言われていますが、そうとは思えないほど充実しています。
もちろんお子さんがいる家庭とかだともっと車がないとキツいこともありそうだと思いますが、夫婦二人なので割と気楽に暮らしてますよ。
ということで「札幌の車なし生活」がどんな感じなのか簡単にご紹介していきます。
普段の買い物は徒歩かAmazon
札幌市内ならスーパーもたくさんありますので、家から徒歩で買い物に行けるので十分です。
一度に大量に買い込めないというのはありますが、かさばるトイレットペーパーとかティッシュとか米とかは大体Amazonで買ってしまうので、普段必要なのは食料品くらいです。
全然徒歩で余裕ですね。
通勤は電車
札幌市内は地下鉄が良い感じに通っているので、通勤は電車です。
札幌駅とか大通駅を中心に3本の地下鉄が走っているので、中心地で働いてるなら電車でOKですね。
もちろん住まいが地下鉄沿線から離れてしまったらキツいですが、徒歩圏内に済めば余裕です。
遊びの移動はもっぱら電車・バス
遊びに行くときは、電車とかバスを使います。特に高速バスが安いし便利だということで、旅行のときは重宝しています。
夏だとレンタサイクルとかも活用しつつ、それはそれで楽しく過ごしています。
もちろん車があったほうが便利だろうなーと思うことは沢山あるのですが、なければないで楽しめるということですね。
北海道・札幌の車なし生活で不便なところ
次に、札幌で生活する中で「車がないことでリアルにつらさを感じているシチュエーション」を考えてみました。
これは趣味嗜好によって大きく変わるところかなとは思いますが、あくまで我が家の例ということでご紹介します。
荷物が多い外出はつらい
うちは妻がキャンプが好きで、とにかくキャンプがしたいと。
バスとかタクシー、あとは徒歩を駆使してキャンプに行くわけですが、そうなるとあんまり大きな荷物は持てないし、工夫が必要になってくるんですよね。
キャンプみたいな「荷物が多い遊び」のときには、流石に車がないと不便だなーとは思っています。
住む場所が限定される
車がない場合は、必然的に札幌市内の中心地のそこそこ栄えた地域に住むことになります。
例えば札幌の「南区」とかだと、めっちゃ家賃やすい家とか、それこそ僕が憧れてやまない古民家とかも沢山あるんですが、そういう場所に住むなら車がないとつらいのが現実です。
そのために車の購入を検討するくらい、悩ましい事態になっています。
楽しめない趣味も出てくる
これは北海道とか札幌とかに限る話ではないのですが、やっぱり車がないと楽しめない趣味もあります。
たとえば星景などを撮ろうと思うと、車がないと結構大変です。
あとはさっきもお話したキャンプとかもそうですし、旅先でも「どうしても車がないと行けない場所」というのはやはり存在します。
「制限なく100%なんでも楽しみたい」という話なら、やっぱり車は必要かもですね。
車なしでもOK!札幌から遊びにいける北海道のスポット
ここでは「車なしでも意外と北海道を満喫できるんだぞ」ということをお伝えできればと思います。
これまでに実際に札幌から公共交通機関で遊びにいった、北海道のスポットをご紹介します。
バスとタクシー(or徒歩)で定山渓にキャンプに行く
具体的には定山渓ホテルあたりまでバスで行き、その辺でタクシーを捕まえて定山渓自然の村キャンプ場まで送ってもらうのが基本ルート。
あるいは春とか秋の涼しい季節なら、豊平峡温泉までバスで行ってそこから30分くらい歩けばキャンプ場です。
まあ車でいったほうが楽なんですが、車がなかったらなかったでこんな楽しみ方もできますよ。
バスと電車、レンタサイクルで美瑛や富良野を楽しむ
北海道の観光地としては最高峰に人気の「富良野」や「美瑛」は、札幌からバスと電車を駆使して遊びにいけます。
具体的には、まず富良野まで高速バスで行き、レンタサイクルを借りてファーム冨田やらなんやらを楽しんだあとに富良野のホテルに1泊。
2日目は富良野から美瑛まで電車で行き、美瑛駅周辺のサイクリングロードをレンタサイクルで回って遊び、富良野のホテルに戻って1泊。
最終日はホテルチェックアウト後に高速バスで札幌に戻ってくる。
こんな感じで北海道の夏を満喫できるので、最高におすすめのルートです。
雨降ったら地獄ですけど、それならそれで富良野あたりをバスで回ればなんとか楽しめそうですね。
高速バス+市バスで小樽を楽しむ
小樽といえば「小樽駅前のメインストリート」が観光スポットとして楽しいのですが、市バスを併用して「おたる水族館」あたりまで遊びに行くのもおすすめです。
おたる水族館の近くには「青塚食堂」という「焼きニシン」が有名な食堂があったりして楽しいのです。
ちなみに「札幌から小樽への高速バス+小樽から小樽水族館への市バス+水族館の入館チケット」がセットになったのも売ってたりして、結構安く行けます。
この辺りもおすすめですね。
高速バス+路面電車で函館を楽しむ
函館は札幌からめちゃくちゃ遠いのですが、これも高速バスで行けます。
ちなみに夜中発の便の高速バスで札幌を経てば、朝の5時だか6時くらいに函館に着きます。
函館は市電がメインの交通手段で、有名スポットは大体網羅されてるので、現地の移動も特に不自由しません。
函館は観光スポットめっちゃいっぱいありますので、3泊くらいできるならおすすめですね。
【結論】北海道や札幌でも車なし生活は成り立つ
というわけで、札幌生活は車なしでも楽しめます。
もちろんもっと北海道の僻地の方に行けばつらいと思いますし、車があったほうが便利なのは確実です。
ただなんらかの事情で車を持てなかったり、ずっとペーパーで今更車を運転するのがちょっと怖かったり、そんな人でも全然北海道生活楽しめますよという話でした。
僕は古民家暮らしを狙っているので、そのうち車を買わざるを得ない状況になるかもしれませんが、それまでは車なし生活を謳歌しようと思います。
では。