札幌の中島公園の、桜の咲いた春の風景と、紅葉のある秋(初冬)の風景をご紹介します。
札幌の春の花見スポットと言えば円山公園が有名ですが、中島公園も負けていません。中島公園では、3種類の桜を写真に収められました。
重要文化財を園内に2つも持つ中島公園。20枚の写真でご紹介します。
中島公園とは
中島公園は、日本の都市公園100選にも認定されている自然の豊かな公園。
園内には国の重要文化財の豊平館や八窓庵。カモのたくさん住むのどかな菖蒲池など、見どころがたくさんあります。
散歩にもとても良い、地元民に親しまれている公園です。
中島公園へのアクセス
地下鉄南北線:中島公園駅下車、1番出口すぐ。
施設名 | 中島公園 |
---|---|
住所 | 北海道札幌市中央区中島公園1 |
料金 | 無料(園内施設一部有料) |
駐車場 | なし |
中島公園の3種類の桜
中島公園で撮影できた桜は、3種類。
- エゾヤマザクラ
- ソメイヨシノ
- シダレザクラ
もしかすると他にもあるかもしれませんが、今回撮影できた品種のみ掲載します。
ちなみに札幌の桜の開花時期は、例年5月の頭。ゴールデンウィーク頃です。
エゾヤマザクラ
札幌で一番よくみる桜は、おそらくエゾヤマザクラ。
寒さに強いことが特徴で、本州ではオオヤマザクラと呼ばれます。本州のものよりも、ピンク色が強いことが特徴。寒さに耐える事で、より鮮やかな色で咲くようです。
ソメイヨシノ
ソメイヨシノは、日本で一番多く植えられた桜。本州のサクラの開花・満開を判断する「標本木」にもなっています。札幌ではあまり見ません。
本州に住んでいた頃は花の形なんて気にしたこともなかったですが、エゾザクラと雰囲気が違いますね。ソメイヨシノの方がより柔らかい雰囲気です。
シダレザクラ
八窓庵の日本庭園に植えられたシダレザクラ。札幌で見られるのはなかなかレアな気がします。
ちなみに、シダレザクラのすぐ下にはツクシも生えていました。
札幌の短い春を存分に感じることのできるスポット。いいですね。
中島公園の見どころ
中島公園では、各所に桜が植えられていて、散歩がてらにお花見することができます。
散策する見どころは大きく3か所。
- 菖蒲池
- 八窓庵
- 豊平館
それぞれご紹介します。
菖蒲池
中島公園の中央にどーんと構える大きな池が「菖蒲池」です。
池の周りをぐるっと散策できるようになっていて、皆さん思い思いにくつろいでいます。
いろいろな鳥が羽を休める場所にも。
菖蒲池のほとりでぼーっとするのは、春や夏の道民のたしなみです。
ちなみに、秋~初冬には下の写真のような風景になります。
冬はさすがに外ではくつろげませんが、年中楽しめるスポットです。
八窓庵
八窓庵は、昔の茶人が建てた茶室です。
この建物自体も重要文化財で貴重なのですが、おそらく楽しみ方のメインとしては、八窓庵の建っている日本庭園の敷地を散策すること。
とてもゆったりとした優雅な時間が流れていて、散策にピッタリです。
結婚式の前撮りにも人気のスポットで、桜を撮りに行ったときにも2組ほど撮影している方々がいました。
冬は日本庭園ごと閉鎖されますので、散策できるのは春~秋のみ。
豊平館
白と青の色合いが綺麗な建物が「豊平館」。
明治時代に外国の建築様式でホテルとして建てられた建物で、明治天皇の札幌行幸にも利用されました。国の重要文化財の一つです。
入館料300円で見学できます。
海外の様式だけあって、天井まで4mもあるそう。
撮影にも使えそうですね。
中島公園の、秋と冬の紅葉
ちなみに、中島公園は春だけでなく秋や初冬も素敵です。
季節の変わるほんの一時だけみられる、雪と紅葉の何とも言えない贅沢な景色は北国ならではです。
11月頃、タイミングが良ければ、こんな風景にも出会えます。
中島公園の桜と紅葉、3つの見どころのご紹介でした
春は桜、秋は紅葉、冬は雪。
四季折々の景色を見られる中島公園は、散策にピッタリです。
近くにホテルも沢山ありますので、札幌観光の際は中島公園付近の宿泊も選択肢に入れてみて下さい。すすきのの隣ですので、利便性も◎です[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]
では。