札幌J Art Foundationのチームラボ展に行ってきた

どうも、たくろーです。

2025/5/2から札幌にチームラボの常設展が誕生したということで、先日さっそく行ってきました。

J Art Foundationという美術館やチームラボの展示について、あとは予約方法とかアクセスあたりもお伝えしておきます。

札幌J Art Foundationに常設されたチームラボ展の概要

今回札幌に常設されたチームラボのデジタルアートですが、J Art Foundationという美術館の中庭にある教会跡地を、チームラボ専用の展示室にして上映しているような感じでした。

なので東京にあるチームラボボーダレスみたいに施設の中を歩き回って体験するタイプのものではなく、同じエリアの中で40分くらいの上映プログラムを楽しむような感じです。映画館とプラネタリウムを体験型かつ立ち見にしたような感じでしょうか。

こんな感じです。(チームラボの展示は撮影可でした)

花が一輪ずつ生まれて壁一面に映し出されるのですが、花を触ると萎れていくというギミックがあり、触ってみて感じるアートになっていました。

いろいろな花の種類が順々に生まれていきます。

こんな感じで、花の種類によって雰囲気が様変わりしていきます。

今回の展示は大人1人2,000円ということで、他のチームラボの施設よりずいぶん安いなと思っていましたが、見てみると確かに1,500円だと安いし、2,500円だったら文句が出そうだなというボリュームでした。個人的にはセンスの良い値付けだと感じます。

1時間ごとの入れ替え制で、たぶんですが1回の上映あたり50人くらいがMAXでしょうか。そのくらいの規模感の展示でした。

札幌J Art Foundationについて

札幌J Art Foundationは、7年ほどの休館を経て2025/5/2にリニューアルオープンした美術館です。

チームラボ以外の展示内容とアクセスについてお伝えしておきます。

札幌J Art Foundationにあるその他の展示について

J Art Foundationのロビーや中庭のちょっとした展示も見て回れるのですが、個人的にはロビーにヴィンテージのチェアがいくつも置いてあったのが楽しめました。

ロビーはたぶん撮影不可だったので撮ってないのですが、カッシーナ、フリッツハンセン、カール・ハンセン&サン、イームズあたりのヴィンテージチェアが置いてありましたので、椅子が好きな人はちょっと楽しめそうです。

とくにイームズのシェルチェアの横長の珍しい形状のチェアがあって、なかなかいい座り心地でした。珍しいチェアの実物が見れてよかった。

あとは鹿のアートで有名な名和晃平さんの「White Deer」と「PixCell-Deer」が中庭とロビーに展示されていました。とくにピクセルディアは、本物の鹿の剥製をガラス玉で装飾したインパクトのある作品で、見れて良かったなあと思ってます。世界中の美術館で展示されていたアートが、札幌にあるのはすごいですね。

規模は小さいんですが、チェアとかアートが好きな人には楽しいかと思います。たぶん30分くらい早くついても十分に楽しめます。

札幌J Art Foundationへのアクセスについて

予約サイトにも地図がありますが、円山公園駅から徒歩20分くらいでした。駐車場は無しです。

具体的なルートでいうと、駅から円山公園〜北海道神宮の中を通っていき、神宮内にある六花亭の横の出口から大きい道路に出て、道沿いに歩いて行ったらすぐです。六花亭から10分もかからないくらいですかね。

チームラボのプログラムは遅刻厳禁ですので、ちょっと早くついておいて神宮あたりを散策して時間を調整するのが良いかなと思います。

チームラボの展示の注意点

公式サイトや予約ページにあんまり書かれていないこともありましたので、いくつか注意点をまとめておきます。

完全予約制で返金不可

これは予約サイトに書いてありますが、まず1時間区切りの完全予約制です。ちなみにチケットはArt Stickerというサイトで購入します。

その時間ぴったりから上映が始まりますし、真っ暗な中で放映されるプログラムですので、途中入場はさせてもらえなさそうです。遅刻したら終わりなので気をつけましょう。

あと返金も不可ですので、当然ながらちゃんと行ける日のチケットを抑えましょうという感じです。

スリッパに履き替えることになる

チームラボの展示室には、靴を脱いでスリッパに履き替えて入館します。

脱ぎにくい靴はやめた方が良さそうなのと、まあ靴下も履いてた方がいいなという感じです。裸足でスリッパ履くのが気持ち悪くない人は全然いいと思いますが。

貴重品以外は預けることになる

QRチケットを見せて手続きをするときに、貴重品だけ透明な袋に入れて、あとは預けるシステムになってます。預けること自体にはとくにお金はかかりません。

暗闇の中で40分間のプログラム放映がありますので、防犯の意味が強いと思います。

40分ほど立ち見で再入場は不可

基本的にはずっと立って見ることになりますので、体調が悪いときとかはしんどいかもと思いました。

もちろん床に座っちゃってもいいんですが、だいたいみんな立ってました。

途中退室については、例外的にお手洗いとか急用の電話みたいなときは一時的に出れるようですが、基本的には再入場不可です。お気をつけください。

チームラボが札幌に来たのは嬉しい

チームラボの常設展が札幌に来たのは、純粋に嬉しいなと思いました!

あとJ Art Foundationのスタッフの皆さんのオペレーションが良くて、あんなにちゃんといい感じに仕切ってくれる展示はなかなか珍しい気がしました。素敵ですね。

アートが好きな方はぜひ行ってみてください!