どうも、たくろーです。引き続きインテリアにハマっています。
名作チェアと呼ばれるものをいくつか購入したのですが、その中でもCUERO社のBKFチェア(バタフライチェア)がバツグンに良かったので自慢します。
CUEROのBKFチェア(バタフライチェア)とは
BKFチェアは、1938年に誕生した名作チェア。日本では通称「バタフライチェア」と呼ばれており、蝶が羽を広げたようなフォルムが特徴的なプロダクトです。
1950年代のいわゆるミッドセンチュリー期に爆発的な人気が出たのですが、当時はキャンバス地で作られていました。現在はオールレザーの素材で作られており、スウェーデンのCUERO社で正規品が製造販売されています。
ちなみにこのレザーはベジタブルタンニンなめしで仕上げられていて、ナチュラルで柔らかい風合いが特徴のものです。ゴワゴワ系ではなくて肌触りがとても良い。良質です。
ちなみにレザーとスチール部分に刻印があります。
似たような形のリプロダクト品も出回っていて、百貨店のテナントとかでも目にしたことがありますが、革質や形が明らかに劣っていると感じました。やはり正規品であるCUEROのBKFチェアが、圧倒的なパワーを持っています。
BKFチェア(バタフライチェア)の良いところ
そんなバタフライチェアの良いところを色々とお伝えしていきます。
体を包み込んでくれて座り心地が良すぎる
お店で初めて座ってみたとき、なんかもう「ああー」と声が出るくらいリラックスしました。もう2度と立ち上がれないかと思った。家に迎えた今でも、座るたびに「ああー」となります。
人をダメにするソファなどが巷にありますが、これは人をダメにするラウンジチェアかもしれません。
座り心地があまりに良すぎる。
革が経年変化していく楽しみがある
座面がオールレザーですので、エイジングの楽しみがあります。もちろん水に弱いとか熱に弱いなどの欠点もありますが、暮らしていく中で革の風合いが少しずつ変わってくるというのは楽しいですよね。
椅子は家具の中でもとくに長持ちして、人生を共にするものだと思いますので、自分と一緒に成長していく椅子があるのは生活の豊かさに繋がる気がします。
インテリアを格上げしてくれる
そもそも見た目がカッコ良すぎて、BKFチェアが家にあるだけでめちゃくちゃイケてます。
うちのリビングです。
このBKFチェアがあるだけで、なんかただものではない感じがしますよね。日本っぽくなくなる。
こんなに見た目のインパクトがあって、しかもインテリアに馴染むチェアはなかなか無いように思います。
BKFチェア(バタフライチェア)の注意点
たぶん想像より大きい
組み立て式ですので配送して受け取るところまではとくに問題ないかと思いますが、実際に組み立ててセットすると、想像よりデカい。
僕も店頭で見て座ってから購入検討したのですが、広いインテリアショップで見るのと家で見るのとではちょっと一味違います。もちろん一軒家などの広いリビングなら全然良いと思いますが、スペースに限りがある場合はちゃんとサイズを測った方が良いかもしれません。
たぶん100年は使えなさそう
木材や金属で作られている名作チェアは、100年だって使えると言われています。実際にミッドセンチュリー期のヴィンテージ品が出回っていたりもしますよね。
ただBKFチェアは座面がレザーで、しかも体重をかけるものですので、レザー部分はさすがに100年も使うのは厳しいように思います。パイプ部分は大丈夫だと思いますが。
レザーの味が出て育っていくメリットとトレードオフな注意点ですね。
バタフライチェアはめちゃくちゃ良い
Yチェア、チェスカチェア、BKFチェアが家にあるのですが、個人的にはBKFチェアが一番お気に入りです。
そもそもラウンジチェアですから、BKFチェアだけ上記3脚の中では用意とが違うのですが、一息つくときに自然と座りたくなりますね。
ちょっといいものを買おうと思ったときに、椅子はすごく良い投資だなと思いました。名作チェアは中古市場も活発ですので、本当に飽きたらヤフオクとかで売れますしね。
ぜひご検討あれ。